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「小国町と小国杉の魅力

阿蘇小国杉

「自然素材を使った家」をコンセプトに新しい商品開発のため、雅建設では熊本県小国町の豊かな山で育った小国杉を採用しました。
九州のほぼ中央、阿蘇に近い温泉と観光の地として有名な小国町では江戸時代の中期から杉の植林が始まり、明治24年に奈良の吉野式造林方法を導入し、林業が本格的な産業になったといいます。

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町と企業が一体となり高い品質の木材を産出

小国杉が育つ森林は、標高300m~800mほどの山間寒冷地帯で、平均気温は13℃と低く、年間降雨量は2500mmと多い環境です。 小国杉の特徴は、2品種に統一された木材で、やや桃白色で粘りがあり、板材、建具材等に主にされています。
「ヤブクグリ」という品種が60%、ついで淡紅色で材質に強さがある「アヤスギ」という品種が30%あります。
「強度と粘り」「美しい色合いと艶」「内装材に適した呼吸する木材」という特徴と高い品質が認められ、小国ドームの木造立体トラス工法、九州国立博物館の収蔵庫の内装材として採用されています。
小国町森林組合をはじめ、林業家、製材加工所、伐採や運搬を行う組合や企業が一体で協力し、消費者へ木材を届けている。

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サスティナブルな森林環境

地域が一体となって木を育て、山を守る小国町は、緑の森を持続可能にするための国際基準に準じた、SGEC"緑の循環"森林認証を取得しています。
森林認証制度とは、森林が適正に管理されていることを中立的な第三者が客観的に評価し、社会に対してその価値を認定する制度です。 きちんと整備され、環境に気を使いながら森林から伐り出された木材を消費者が安心して使い、また山側は伐った山には植林して保育をし、育てて行きます。 この繰り返しにより、森が循環し、品質のよい木を提供することができます。 (SGEC=Sustainable Green Ecosystem Council))

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中温乾燥・地域乾燥で色・艶、高い品質を維持

小国杉が建材として高い評価を受ける理由として、中温乾燥がまず挙げられます。 木にダメージが少なく、含水率が一定になり色・艶がよく、高い強度を維持できます。
温泉地として有名な小国町の高温の蒸気を利用し、人工乾燥の2倍、約2週間かけて乾燥を行う地熱乾燥も化石燃料を一切使わず、二酸化炭素の排出もなく環境に影響を与えないエコな乾燥方法として注目されています。 時間をかけて乾燥させた小国杉は、清々しい香りがストレスを和らげ、気分をリフレッシュさせてくれます。
また自然の調湿機能により結露が起きにくいというメリットがあります。なによりも見た目の美しさ、あたたかなふれ心地に加え、年月を経るごとに増す味わい深さが魅力です。

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