建築資材・不動産価格の高騰はいつまで続くのか?!

住宅について

現在、住宅価格は住宅バブル?と思えるような土地や住宅価格の値上がりが続いていますが、なぜ今このような価格上昇が続いているのか、この価格上昇の行方について予測してみました。

バブルとは実際の価値以上に資産が評価されることで、1980年代後半から1990年代にかけて起こったバブルは投機的に土地や株など、あらゆる資産が実際の価値よりも評価され値上がりし、資産が大きくなったように見えていましたが、実際はそうではなかったため、投機の規制が入ったことでバブルが崩壊しまいました。

現在の価格上昇はどうなのか。ここでバブル期と現在の違いを3つの視点から見て行きましょう。

不動産価格

1980年代後半
数年間で不動産価格が何倍にも跳ね上がり上昇。実際の経済の実力を大幅に超過

2023年の現在
過去のようなバブル経済とは違い、急激な上昇ではなく需要と供給のバランスや経済成長に基づいた価格の上昇

金融状況

1980年代後半
個人の信用力よりも物の価格の上昇に期待をした担保評価のみで安易に融資実行

2023年の現在
どんなに担保価値があるものでも信用力のない人には融資を行わない

経済的背景

1980年代後半
日本経済は高度成長期にあたり、将来的にもこの成長が続くと見込まれていた(楽観的)

2023年現在
日本経済は成熟期に入り、少子高齢化による人口減少が進み将来の成長率は見込めない(現実的)

以上の3つの視点からバブル期と現在の違いについて考えてみましたが、現在の不動産価格の上昇は投機的なものではないので、バブル期のものとは異なる価格上昇であることは明確で、価格上昇の理由も健全なものであり、金融状況も厳格に管理された上で、市場の期待も現実的であることから、バブル状態とは明らかに違います。

また日本だけではなく、世界的にも貨幣価値の低下が進み、インフレへと向かっています。
日本は石油等のエネルギーだけでなく建築資材の殆どを輸入に頼っている為、海外では日本以上にインフレが進行しています。今後も物価の値上がりは避けては通れない状況です。

建築物価指数をみても、建築費に関して、2015年を100とすると2023年9月で132.8までの上昇が確認されています。さらに前月と比べても0.1%値上がりしています。
このことからも数年前と同じものを手に入れる為には、より多くのお金を支払う必要があるんですね。
その為今後も建築費が安くなる可能性は非常に低いとみられています。

さて、雅建設では建築業界のこのような厳しい状況の中、惜しみない企業努力の末、27坪1,650万円~限定1棟をご提供させて頂きます。建売ではない注文住宅でこの価格!またこの度、お客様により気軽にご相談頂けるよう雅建設の公式LINEも立ち上げました。
面倒な個人情報の入力もございませんので、住宅のことでご相談がございましたら、お気軽に雅建設の公式LINEをご活用ください。

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